Thursday, April 14, 2005

2005年04月14日(木曜日)-株式会社フィスコ<夕刊>
●本日の市場概況
225平均 11563.17 -74.35/出来高 13億9954万株/売買代金 12032億円
TOPIX 1168.42 -7.97/SP TOPIX 961.10 -5.66
JASDAQ平均 1948.00 -7.31
「4日続落、カネボウは連日のストップ安売り気配」
 日経平均は前日比74.35円安の11563.17円と4日続落。寄り付き直後の9時13分の
11580.55円が高値、安値は後場寄り直後12時45分の11474.82円だった。本日は、前
日の米国株式市場が大幅に下落したことで売り圧力が強まった。東証一部の値上が
り銘柄数は255、値下がり数は1311と全面安となった。また、東証一部の売買代金
は1兆2032億円と前日の1兆967億円から増加した。投売りと押し目

東洋経済
2005年 4月14日(木)18時28分
【株式・大引け】チャート上では長い下ヒゲに

  東京市場の後場は前場の売り先行から、一時、前日比150円以上下げたが反発。大引けは平均株価が前日比74円35銭安、TOPIXは7.97ポイント 安。東証1部の出来高は13.9億株、売買代金は1.2兆円だった。市場関係者は「買い手掛かり材料が乏しいなか、値頃感からの買い物が入った。チャート 上でも長い下ヒゲとなり、目先底打ちという感じか。来週以降は、日米でのハイテク企業の決算が控えている。18日はIBM、テキサスインスツルメント、 19日がインテル、ヤフー。日本でも20日過ぎからハイテク企業の決算が続き、材料視されよう」と指摘していた。

いが激しくぶ
つかった様子が窺える。テクニカル的には、14日現在11759.95円の25日移動平均線
を大きく下回っており、調整色は依然として強い状態となっている。また、粉飾決
算に絡み上場廃止懸念が強まったカネボウは1091円のストップ安売り気配で取引を
終え、引き続き投資家心理を冷やしている。明日以降、日経平均は3月30日安値
11506.85円と(若干下回ったものの)本日の11474.82円とで、2点底を形成し戻り
に入れるかが注目される。一応、終値では3月30日の安値を上回っており、今晩の
米国株式市場次第では、目先の底入れも展望できよう